家の耐震性能はここまで進化している Rotating Header Image

6月, 2018:

一戸建ての質にはこだわらない

地元静岡県に新築一戸建てのローコスト住宅メーカーとして知られているところがあります。そこでは平屋建てが600万円などと書いてあります。600万円で家が建つはずがないでしょうと思いながらも、ずっと気になる存在でありました。親から譲り受けた土地があって、子供が学校を卒業した後に夫婦二人になった時に二人で生活できる小さな家を建てようと話をしていました。子供が高校卒業し、就職で一人暮らしを始めたことで夫婦二人の生活が始まりました。そこでずっと気になっていた600万円の家を見に行きました。年齢的にも最初で最後の一戸建てですが、家に対して何のこだわりもありません。長くアパート暮らしをしていたので、アパートレベルの設備で十分だと思っています。600万円の家を見に行った時に思っていた以上にしっかりとしていたので即決しました。もちろん基礎工事であったり色々な諸経費で600万円だけで済むはずはありませんが、それでもポータルでは1000万円もかかりませんでした。ローコスト住宅ですから家の質は間違いなく良いものではないと思います。でも私の兄が20年ほど前に家を建てましたが、その家は坪55万円だったそうです。20年経った今を見てみると、雨の日には雨漏りがするからといって昨年大きな屋根工事をしましたし、今年はお風呂のボイラー関係の取替えをしなくちゃいけないとか言っていました。立派な家を建てても20年も経てば不動産価値はなくなりますし故障箇所も出てきます。家に対してこだわりを持つ必要はないなと感じています。