家の耐震性能はここまで進化している Rotating Header Image

一戸建て二世帯住宅は極力共有場所をなくす

大分市で自然素材の二世帯住宅を建てたのですが、二世帯住宅で一戸建てを建てるにあたって、とても強く言いたことは率直に言えば「やめておけ」ということです。いや、義理の家族とよっぽど仲がいいのでしたらとくにいいませんけれど、「今のところはトラブルがないけれど、やっぱり気は遣っています」というものでしたら、できれば辞めておくのがいいでしょう。

しかし、二世帯住宅で一戸建てを建てなくてはいけないという状況でしたら、それならばこの方法をお勧めします。共有スペースをできるだけなくすことです。二世帯住宅の共有スペースとして、お風呂場、洗面所、トイレ、キッチン、それに玄関などがあげられることでしょうけれど、しかしできることならば、玄関ですら分けてしまうのがいいでしょう。

衝突が起きていない時ならば、なんでもポジティブに考えられるでしょう。しかし、衝突が起きてしまうと、やっぱりそこは義理の親ですから全てが嫌に感じることもあるのです。今まで我慢してきたものが噴出することもありますからね。その際に、極力二世帯住宅での暮らしが続けられるように、共有スペースを減らしておくのです。

家づくりの際は、まだ同居前でポジティブに考えている&まだお金がないのでポジティブに考え込むようにしているという状況であっても、後々変わることもあるでしょう。「あの時、もう少しお金を出してでも共有スペースを減らせばよかった」と思っても後の祭りですので。

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